着衣泳・六甲アイランドのスポーツクラブ【フィットネスコミュニティーリックル】にて [活動報告]
毎年この時期になると水難事故が多発し、死亡にいたるケースも発生しています。
本格的な夏・レジャーシーズンを迎える前に、
未然に事故を防ぐためにはどのような事に注意しなければならないのか、
また万が一、事故に遭遇した時にどのような事が出来るのかを学んでもらうため、
2013年6月29日(土) 六甲アイランドにある、
【フィットネスコミュニティー リックル】にて
小学校低学年約20人に、今年初の着衣水泳の講習会が開催されました。
まずは、海・川などに遊びに行く時は、ライフジャケットを着用しましょう!
足がつっても、岩場で滑って水に転落しても、ちゃんと浮く事が出来、溺れません。
プールと違って、水深が変わったり、流れがあったりするので、
泳ぎが得意な子も必ず着用しましょうね!
次に、いよいよ服を着た状態での着衣泳法講習会です。
海上保安部の潜水士から着衣水泳のポイントとして
「泳がない」、「自分で助けない」など、
え?って思うような話から始まりました。
「泳がない」=じっと浮いて救助を待つ
「自分で助けない」=大人を呼ぶ、むやみに飛び込まないなど
のとっても大切な事なのです。
服を着た状態でも背浮と言って、リラックスしていれば浮くことができます。
さらに、スニーカーなど靴を履いていれば、それも浮力の足しになります。
ペットボトル、ランドセル、クラーボックス、サッカーボールなど、
身近にあるもので浮力確保などをテーマに指導してきました。
ペットボトル一つで助かる命がある。
これから夏、そして夏休みを迎え毎年のように起こる子供たちの
悲しい水難事故がなくなることをこの活動を通して願うばかりです。
参加団体
・ 神戸海上保安部
・ ダイビングスクール ノリス 1名
兵庫地区スキューバダイビング安全対策協議会 (home)