着衣泳・心肺蘇生法・AED 講習会【大切な命を守ろう!】加古川・川西小学校、姫路・的形小学校 [活動報告]
毎年この時期になると水難事故が多発し、死亡にいたるケースも発生しています。
本格的な夏・レジャーシーズンを迎える前に、
未然に事故を防ぐためにはどのような事に注意しなければならないのか、
また万が一、事故に遭遇した時にどのような事が出来るのかを学んでもらうため、
2010年7月9日(金) 午前中に、加古川市立川西小学校にて児童50名、
職員10名を対象に着衣泳法の講習会。午後に、姫路市立的形小学校にて
児童約60名、職員・保護者・PTA・地域住民70名を対象に着衣泳法、
心肺蘇生法やAEDの使用方法の講習会が開催されました。
まず午前中は、加古川市立川西小学校に行ってきました。
みんな元気いっぱいです。プールサイドに腰をかけ、
少しずつ水をかけながら慣らしていきます。プールに入るときには、
横に手をついて体をひねり、足がつく深さか確認しながらゆっくり入ります。
体操服を来た状態で背浮きの練習を行いました。これを着衣泳といいます。
着衣泳とは、水に落ちた時にできるだけ長く浮いて救助を待つ事が出来るかの
練習をします。 体操服に水を含み重くなるので、これが意外と難しいのです。
最初は力が入り浮けなかったのですが、力を抜くと上手に浮けるようになりました。
万が一、友達が助けを求めていたら、飛び込んで助けに行くのではなく、
まず大人を呼びましょう。 ペットボトルに紐をつけて、溺れている人よりも、
少し奥に投げる練習も行いました。溺れている人はペットボトルを掴んだら、
胸の前でしっかり掴み、引き寄せてもらいます。
ペットボトルが無かったら、運動靴やボールなど身近にある「浮く物」を
スーパーのビニール袋に入れて紐で縛って投げれば代用できることも学びました。
そして、一番大切なことは、海や川などで遊ぶ時はライフジャケットを
着用して遊ぶこと。プールと違って、水深が変わったり、
流れがあったりするので、泳ぎが得意な子も必ず着用しましょうね!
午後からは、姫路市立的形小学校で保護者の皆さんと救急救命措置の手順を練習しました。
落ち着いて、「119」「AEDの依頼」そして、CPRの手順を確認します。
気道確保を上手にできると人形の胸もあがり吹き込みが出来ていることを確認できます。
その後は、元気な6年生と着衣水泳を行ってきました。
この日は曇りで、全体的に少し肌寒く感じました。夏場でも、体が濡れたまま
長時間いると寒く感じます。遊んだ後は、体や髪もしっかり乾かして、
風邪を引かないように♪夏休みには海や山、自然とふれあい元気に遊んで、
楽しい思い出がいっぱいの夏休みにしましょうね。
参加団体
・ 姫路海上保安部
・ ダイビングスクール ノリス 3名
・ パシフィックジャパン 2名
兵庫地区スキューバダイビング安全対策協議会 (home)