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神戸海上保安部との【ダイビング合同訓練・海底清掃】 in 神戸港 [活動報告]

事故を未然に防ぐためのダイビング事故対策合同訓練と、
国の環境月間に合わせて実施される第27回大阪湾クリーン作戦
の一環として、メリケンパーク海域にて海底清掃・防波堤清掃を
2010年6月22日(火)に実施しました。

まず、準備体操を行い、巡視船あわぎりに
所属する潜水士の方に訓練の説明を受けます。
合同訓練1.jpg

神戸港から巡視船あわぎりに乗船し、場所をポートアイランド
東側の第6防波堤沖付近海域に移動して訓練を行います。
合同訓練2.jpg

訓練は、ドルフィンキック・素潜り・海底から10キロの錘を
海面までの引き上げ、捜索物を捜索する方法、
捜索物を発見した際のロープ信号などを学びました。

行方不明者捜索では、実際にダイバーが漂流者役になり、
他のダイバーは船に乗ってどんどん離れていきます。
500mくらいだとなんとか確認出来ますが、
1キロくらいまで離れるとダイバーの位置がわかっている
にも関わらず、全く確認する事が出来ませんでした。
レスキューフロート、シグナルミラーなどの重要性を再認識しました。
合同訓練3.jpg

またヘリコプターが出動し、ヘリからのダウンウォッシュを初体験!
実際に海で遭難した人を救助する際は、水面2mくらいまで
近づいて救助するのですが、今回は5m以上離れていましたが、
それでも強い風と水しぶきが起こり、呼吸をするのも苦しく、
この中で、遭難者を確保する救助隊の方はすごいな・・・と感じました。
合同訓練4.jpg

午後からは、場所をメリケンパークに移して、海底清掃と防波堤のゴミ拾いです。
海底にはあまりゴミはありませんでしたが、今年も自転車が発見されました。
防波堤には、ペットボトル・空き缶・発泡スチロール・ゴミ袋・たばこの吸殻など
ゴミ袋10個分ものゴミを回収しました。
合同訓練5.jpg

透明度が1・2mと環境が悪い中でも、ヒトデ・アメフラシ・ウミウシなどを
見ることが出来ました。ウミウシは卵を産み、必死に子孫を残そうとしていました。
この環境活動を通して、海に生息する生き物たちが棲みやすい環境を
作ることが出来、多くの方に環境保護を考えるきっかけになればいいなと思います。
合同訓練6.jpg
合同訓練8.jpg

[ぴかぴか(新しい)]神戸新聞の記事
合同訓練7.jpg

[やや欠け月] 参加団体
 ・ ダイビングスクール ノリス  6名
 ・ パシフィックジャパン  6名
 ・ DIVING SCHOOL COZY 4名
 ・ 日本アクアラング(株)関西営業所  2名
 ・ ダイブリンクジャパン 1名

[次項有] 兵庫地区スキューバダイビング安全対策協議会 (home)


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